今日

8時に起きる。寒い。暖房とは何だったのか。この寒さでも寝れるなんて私の前世はシロクマかトナカイのどちらかだろう。

 こたつに入る。暑い。何だこの差は。文明の利器はなんでもありなようだ。ただこの状況において常夏が保証されているのは有難い。寒暖差バンザイだ。

 9時になる。何もしてなくても時間が過ぎていることに若干の焦りを覚える。しかし何もしない。ふとんに戻る。

 スマホのロック画面の時計で午後になったことを知る。ムクリと起きる。目は半眼だ。

 2時になる。スーパーにポテチを買いに行く。いつもはうすしおだが今日はコンソメだ。値段は変わらないはずなのに少々リッチな気持ちになる。レジに入る直前の棚に小さめのブラックコーヒーのアルミ缶が並んでいる。1つとる。なんだか幸せだ。

 家に帰る。ポテチを貪り尽くす。コーヒーを一気に飲む。アルミ缶のラベルをよむ。このコーヒーはキリマンジャロから来たらしい。

えっちらおっちら忙しいことだ。

 時刻は4時。ここにきてポテチとコーヒー、そしてコップ数杯分の麦茶しか摂取してないことに気づく。さすがにまずいと思い冷蔵庫の中を見る。めぼしいものは無い。いや、昨日の残りのシチューが入った皿の向こうに焼きそばがある。僥倖。作る。具はシンプルにタマネギだけだ。食べる。片付けをし、のんびりする。

 5時半スーツに着替え、バイトに行く。

 今、これを書いている。